徘徊させない工夫

徘徊をさせない工夫で、できるだけ徘徊を防止しましょう。
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徘徊させない工夫

徘徊する方にも、それなりに様々な理由があって徘徊行動をするようですので、 それぞれの原因に対処することで、少しは徘徊が軽減すると思います。
トイレを探して配架する場合は、トイレに場所がすぐに分かるように、トイレのドアを常に開けておくことや、 大きな字で張り紙を貼っておくことも多少なりとも有効です。

我が家の場合は、家の表札を室内にかけておいて、表札を確認させることや、 住所をまだ覚えているので、住所を書いた紙を部屋に貼っておくことで、 ここが我が家だと認識させることもできています。 そうすることで、ここがどこだかわからなくなっても「納得いかないけれどもここが我が家らしい」と落ち着くみたいです。
しかしながら、痴呆症の場合、その時の体調により認識度に波があるので、どうしようもなく混濁している場合には、効き目は薄いです。
※認知症の進み具合により、工夫が必要です。


気持ちを外らせる工夫

どうしても外に出たがる場合は、気持ちを他のことにに向かわせることもある程度は有効です。 本人の関心のあることに注意を向けさせたりすることで、外出を思いとどまらせまることもできます。

我が家の場合、夜に出かけたがる時に、「あら、いつの間にかもう夜になってるね、外はもう真っ暗よ」などというと、 時間に気がとられて「ああ、夜なら仕方ないね」となることもありました。 もちろん、こんなに一言で単純に気持ちがそれるわけではなく、 何度も根気よく話すことが必要なわけですが、 別の認識を与えることで、気持ちが切り替われば、 ある意味外出したいと思うこと自体を忘れてしまうわけです。
認知症の、忘れやすいという特質をうまく利用することも、場合によっては必要でしょう。

外出の工夫

どうしても外に出たがる場合は、時間的に余裕があれば一緒に外に出かけましょう。
行きたがっている場所に行かせてみたり、近所をぐるっとひと周りしたりすることで、 本人もある程度は満足しますし、気分も変わります。 また、本人の行きたがる場所に向かわせることで、今後突然いなくなった場合にも、 行く場所の見当がつきやすくなるので、そういう意味でも一緒外出することは役に立つかも知れません。
また、外に出て身体を動かすことで、軽い運動にもなり、気分も変わり、心地よい疲れとなり夜の眠りにもつきやすいようです。

我が家の場合は、外に出ても、結局は何をしに外に出たのかも忘れてしまい、 さらには戻ってきても、たった今、外に出てきたことさえ忘れてしまい、ただ疲れて戻ってくるだけです。 けれども、とりあえず外に出て、本人の気持ちを満足させることが大切だと思います。






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